クラニオセイクラル (頭蓋仙骨療法)

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クラニオセイクラルとは?

骸骨

クラニオというのは、頭蓋骨のこと。実は頭蓋骨は1つの骨ではなくて、複数の骨が組み合わさって完成しています。さらに、その複数の骨が微妙に動いているのです。 私は、初めて頭蓋骨は動くというのを聞いた時、全く信じられませんでした。

しかし、それは紛れもない事実。ただ、この頭蓋骨のわずかな可動性が損なわれてしまうと、身体も心も大変な状態になってしまいます。 患者さまの中にも、頭がカチンカチンの人が結構いらっしゃいます。頭蓋骨が固まると、自律神経失調症の原因にもなります。

そういうときは、一体どうしたらいいのでしょうか?答えはシンプルです。頭蓋骨をゆるめてしまえば良いのです。 硬さから解き放たれた、気持ちのよい、清々しい身体と心に戻ります。きっと生活の質は改善されて、幸せな毎日を過ごすことができるはずです。

何が原因で、頭が固まるのか?

ストレス

頭蓋骨の可動性が失われる原因は、ズバリ、ストレスによる緊張やトラウマ。これらは身体を強く緊張させます。 悲しいことがあると、頬の筋肉が垂れさがる感じ。イライラが募って、歯を噛みしめる感じ。皆さんも経験ありますよね?

そんなとき強く反応しているのは、頭と顔 、首の筋肉。ためしに、人生で最悪の体験を思い出してみてください。途端に、顔は歪んで固まりますよね。 こうした感情の乱れからくる筋肉の反応は、無意識のもので、何ともなりません。

世間一般の人は、身体に対する感覚が非常に乏しいです。そのため私たちの頭は、知らぬ間にカチンカチンになってしまっているのです。 自律神経失調症になって、身体を壊す前の私もそうでしたので、決してエラそうなことは言えませんが・・・。

偏頭痛は、硬膜の緊張が原因

頭痛

こんなことが毎日、日常的にわたって繰り返されると、神経系は筋肉の異常な緊張を、ノーマルの状態だと勘違いし、 それをニュートラルと判断してしまいます。もっと悪い状態になると、周りの筋肉同士を癒着させて、塊になったりもします。

さらに厄介なのは、こうした頭の締め付けが、頭蓋骨の下にある硬膜を緊張させてしまうのです。片頭痛は、硬膜の緊張が原因です。 こうなると、めちゃくちゃ身体がしんどい。しっかり寝ても、朝起きるとだるく、仕事のやる気も起きません。

私も一昔前は、自律神経失調症で、身体と心の緊張が大変強い、閉ざされた日々を送っていました。なので、身体の不調に困っている方の 気持ちは分かっているつもりです。まずは、頭の緊張からゆるめてみませんか?

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