にった指圧院
名古屋市千種駅徒歩5分

自律神経が整えば健康になる

近年、頭も痛ければ耳鳴りもし、気分が落ち込み、身体中が重だるい…。病院でいくら検査をしても、原因が分からないというような経験はありませんか? そんな「不調のデパート」のような患者さんが増えています。

健康に関するテレビ番組が増えたり、健康志向も高まっているので、患者さん自身、分かっていることも多いのですが、 そういった状態は多くの場合、自律神経がうまく働かなくなっている「自律神経失調症」です。

生きるために不可欠な働きをする自律神経が乱れると、実にさまざまな不調が現れます。 しかし、自律神経の働き度合いは、数値で測ることはできません。それが出来ないからこそ、西洋医学では、自律神経をうまく扱うことができないのです。

そのため、不調を抱えて病院を渡り歩いても「異常なし」と診断され、治療もしてもらえずに苦しむか、眠れないのなら睡眠薬、 頭が痛ければ鎮痛剤というように、症状を抑えるだけの薬が処方され、延々と飲み続けるはめになるのです。

私から言わせれば、そのような患者さんは「異常なし」ではありません。むしろ「大あり」です。精神的な不調を含め、あちこちが 辛いという患者さまはおしなべて、筋肉が硬くなり全身がコチコチになっています。

自律神経失調症の方を施術をして気づいたのは、特に首に強いコリがあるということ。ご本人はつらい不調が多すぎて、 首のコリまで気づいていない方がほとんどです。しかし、この首のコリをほぐしていくと、さまざまな不調も軒並み改善していくのです。

自律神経・症状チェック

  1. 風邪をよくひく、風邪が治りにくい
  2. 急に息苦しくなったり、動悸がする
  3. 目がよく疲れ、耳鳴りがすることもある
  4.  腹が張ったり、痛んだり、便秘や下痢をくり返す
  5. 肩や背中、腰が痛くなることがよくある
  6.  何かをするとすぐに疲れ、次の日に持ち越す
  7.  朝、気持ちよく起きれないことがよくある
  8. 以前に比べると仕事に対して、やる気が起きなくなった
  9. 夜中に目が覚めると、なかなか寝付けない
  10. ちょっとしたことでも腹が立ったり、イライラすることが多い

長く続くストレスは、自律神経の乱れを招く

私たちは日々の生活の中で、さまざまなストレスの影響を受けています。暑さや寒さ、大気汚染などの物理的、環境的ストレス。 社会的ストレス、肉体的、精神的ストレスなど、ありとあらゆるものがストレスになる可能性があります。

どんなストレスを受けやすいかは、年齢や性別、職種、住んでいる地域などによっても違います。 又、その人の性格やストレスへの耐性が強いか弱いかなど、個人差もあります。自分がどの程度のストレスを受けているかを 客観的に知ることが大切です。

ストレスも軽いうちなら、リラックスを心がけるなどで対処できますが、重く長く続くと、精神的にも肉体的にも疲労困憊してしまって、 自律神経のバランスが乱れて、身体にもさまざまな悪影響を及ぼします。

学校や職場、ママ友や親戚の集まりなどで、憂鬱なことがあると、お腹が痛くなったり、気分が悪くなったり、という経験をお持ちの方もいるでしょう。 それは、感情の変化と自律神経の働きが、密接に連動をしているからです。

例えば、恐怖や怒りなどの急性のストレスを感じると、交感神経が極度に興奮し、血圧が上がるなどの症状が現れます。又、慢性的なストレスがある場合は、 交感神経と副交感神経がバラバラに興奮し、胃腸の動きが激しくなって、下痢や腹痛を起こしやすくなります。

誰にでも多少のストレスはあり、長く続くと心身の不調も大きくなります。 しかし、なかには溜まったストレスを意思や思考で押さえ込んでいるうちに、 身体の疲れや痛みの感覚をなくす「失体感症」や、ストレスを受けていても感じなくなる「失感情症」になることも。

ストレスは3段階ある

①急性のストレスを感じた状態

自律神経

交感神経が極度に興奮する

感情

驚き、突然の恐怖、激しい怒り

体調の変化

血圧が上がる、脈が速くなる

自律神経失調状態はこんな不調や病気を招く

自律神経を失調した状態というのは、東洋医学でいうところの「未病」という状態であり、 放っておくと、深刻な病気へとつながっていくことが少なくありません。 私自身が不調を放置して、本当に長い年月を苦しみながら過ごしました。

「血流・腸・免疫力」などの身体の重要なメカニズムに悪影響が及びます。疲れ、めまい、だるさなどの不貞愁訴が生じたり、血管が原因の不調にかかりやすくなったり。 又、腸内環境が悪くなって、便秘や下痢、免疫低下にも繋がります。

又、最近急増しているバセドウ病などの甲状腺の病気や、女性ホルモンが影響する更年期障害も、自律神経の乱れと密接に関わっています。私の経験上、女性の方が 自律神経のトラブルを抱えやすいような気がします。

 

最近ではストレスや夜更かしなどで、交感神経が異常に高く、副交感神経がうんと低いアンバランスな状態の方が急増中。 自律神経の乱れが目立ちます。

当院の「ストレス緩和療法」は、自律神経のバランスを整えることを第一の目的としています。 長引くお身体の不調をお感じの方、一度ご相談くださいませ。

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