院長紹介

プロフィール

新田啓介 (Nitta Keisuke)
中和医療専門学校 卒業
あん摩・指圧・マッサージ師(国家資格)
はり・きゅう師(国家資格)
せんねん灸 メディカルサポーター
NPO法人日本ゆる協会公認 ゆる体操準指導員1級
日本タイ語検定協会主催 実用タイ語検定試験4級
趣味 サッカー観戦(名古屋グランパスLOVEです)
   タイ料理 タイミュージック タイ旅行(とにかくタイが好きです)
   演劇鑑賞(地元の劇団、ゲキ×シネなど)

身体の不調に悩まされた日々

私は以前から虚弱体質で、まるっきり健康だったというのは、子供の頃の短期間だけというぐらい虚弱体質でした。 朝学校に行こうとすると突然お腹が痛くなり、下痢が止まらず、一歩も外に出られない日もありました。 思春期に入ってからは、状況がしだいに悪化していきました。友人関係や勉強のストレスなどから 次第に気分が塞ぎがちになり、なかなか寝付けない、動悸やめまいがする等、多くの不調を抱えながら過ごしていました。 周りの同級生はめちゃくちゃ楽しそうに、勉強やスポーツに打ち込んだり、友達同士ふざけ合ったり、談笑したりしています。 どうして自分だけが、こんな目に遭わなくちゃいけないのか?自分の運命を呪いました。

そんな中、いろいろな病院を渡り歩きました。しかし何度検査をしても、異常なしと言われるだけ。睡眠薬や抗不安薬も処方されましたが、 その場しのぎという感じ。心療内科のドクターからは「自律神経失調症」と言われました。

周りの人達からは「しっかりしなさい」「お前は怠けてる」とか言われました。言われるたびに、ひどく落ち込みました。 でも、どうすることも出来ないのです。身体をコントロールできない状態でした。本当に、どうしようもないのです。

このままでは、死んでしまうのではないのか?いや、こんな状態のままだったら、いっそのこと死んでしまった方がラクかなぁ・・・。 そんな精神状態でした。真っ暗闇のなかを、一人ぼっちで彷徨っている感じでした。

こんな症状で苦しんでいました‼

  1. ラーメンなど、油っこいものを食べると吐いてしまう
  2. 朝、目が覚めると胸がバクバクする
  3. 電車に乗っていると、いきなり腹痛に襲われる
  4. 特に理由は無いのに、イライラが止まらず、ヒドイ時はめまいがする
  5. ジュースやアイスなど、冷たいものを摂ると、腰が痛くなる
  6. 15分間隔で尿意に襲われ、トイレに駆け込む
  7. 坐骨神経痛でお尻がしびれ、悪化すると、足までしびれる
  8. 物忘れがひどく、何度も指摘されてもミスを繰り返す
  9. 太ももに全く力が入らず、5分以上、立っていることができない
  10. 十分寝ているにもかかわらず、朝全く起きれず、学校に行けない

自律神経失調症と決別

そんな中、運命の出会いがありました。知り合いのすすめで、家から車で30分くらいの距離にある指圧院に行ったのです。 初めての指圧だったのですが、受けてみて衝撃でした。身体の底に溜まっていたモヤモヤが、抜けていく感覚がありました。

その指圧は、東洋医学の考え方を元にしており、全身の気の流れを整えるのが目的とのこと。「あれこれとクヨクヨ思い悩んでいると、 気の流れが滞ってしまうよ」と、先生はニコニコしながらおっしゃられました。

10回ほど通院すると、身体の不調が嘘のように改善したのです。「どこに行っても治らなかったのに、どうして指圧なんかで・・・」。 これが正直な気持ちでした。嬉しさも勿論ありましたが、それ以上に驚きの方が大きかったのです。

それからは、頭の中は指圧のことで一杯。ネット上の情報は今でこそ溢れていますが、当時はそこまで多くはありません。情報源はもっぱら 図書館でした。調べていくうちに、指圧だけでなく、気や経絡などの東洋医学そのものに、どんどん惹かれていきました。

西洋の薬物療法は、心と身体を別々に捉えて治療します。それに比べ東洋医学は、心と身体を1つのものとして考えます。 身体のバランスを整えることが、心のバランスも整えることになるのです。これを「心身一如」といいます。私はこの概念に救われたのでした。

その後一念発起して、実家を出て一人暮らしを始めました。技術を本格的に学ぶために。そこは正式な学校ではなく、先生との師弟関係が強いところでした。 そこの技法は、肘や膝をダイナミックに使うもので、現在の治療スタイルに大きな影響をもたらしています。

にった指圧院を開業

それから数年後、念願の指圧を習うため専門学校に入学。指圧師は国家資格であるため、解剖生理学、病理学、リハビリ学など、 勉強する内容は多岐にわたりました。覚えることが沢山あり、大変でした。未だにテスト前の夢を見ることがあります(笑)。

朝6時に起きて、電車に乗り学校へ。授業後は、温浴施設のリラクゼーションで深夜までアルバイト。そんな生活が3年間続きました。 身体はヘトヘトでしたが、とても充実していました。そして卒業と同時に、見事、鍼灸と指圧の国家資格を取得することができました。

卒業後は、介護施設への訪問マッサージ、整形外科でのリハビリ、接骨院での業務など、幅広く仕事をしました。さまざまな患者さまへの施術を 通して感じたことは、幸せな人生のベースには、健康な身体が必要不可欠であるなあということ。

それらの仕事もやりがいのあるものでした。ただ、しだいに私の中で、ある感情が大きくなっていきました。それは、今まで培ってきた指圧の技術や、 東洋医学の知識で、多くの人のお役に立ちたいというものでした。

辛い過去を経験した、こんな自分だからこそ、きっとできることがある・・・。同じような悩みを持っておられる方々に、 親身になって寄り添うことができるはず・・・。元気なお身体になって、本来の笑顔を取り戻すサポートがしたい・・・。

ですから、自律神経失調症などで不調を抱えて、どん底のどん底を歩いているような方に、是非ともお越しいただきたい。 そういう方々の真っ暗な足元に、灯りをともせるような存在になりたい。そんな想いから、この「にった指圧院」を立ち上げました。

にった指圧院3つのおもてなし

その1.お身体のお悩みをじっくりお聞きします

プライバシーにも、細心の注意を払っています。安心して、お困りのお身体の状態をご相談ください。又、直接健康と関係のないお悩みや、愚痴などでも構いません。 普段の生活で溜まっているものを、全部吐き出してお帰りください。

その2.あなただけの時間をじっくりお聞きします

他の患者さまはおりません。思いっきり羽を伸ばしてください。他人に気を使ってばかりでは、休まるものも休まりませんから。 又、小さいお子様連れも大歓迎です。その際は、お菓子やおもちゃなど、お子様が夢中になるモノをご用意ください。

その3.快適な時間をじっくりお聞きします

患者さまがお越しになる前に、しっかりと換気をして、施術者の手を清め、準備万端の状態でお迎えをさせていただきます。 又、施術中のお部屋の環境(暑い寒い、明かり、BGMなど)も、お気軽にご意見ください。

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