指圧塾を開校します!

私は徒手療法の道を歩み続け、今年で22年目を迎えます。 数々の悩みや苦悩、喜び、発見――その積み重ねで、私自身の「指圧」を形作ってきました。
この技術は、私が学んできた多くの知識や体験を基に、**私自身の手で作り上げた“オリジナル”**です。 「自分が教えるこの指圧を、自分自身でも受けてみたい」 そう感じられる技術にまで磨き上げてきました。
だからこそ、今後はこの技術を伝える立場としての歩みを始めたい。 「この伝統療法を、少しでも前に進めたい」 その一心で、今回のクラスを開講いたします。
開校準備クラスへご招待!

本来は2026年の開校を予定していました。そのため、今年一年はじっくりと準備に充てるつもりで、資料づくりやカリキュラムの構成をコツコツと進めていました。
けれど、一人で机に向かっているうちに、ある違和感が芽生えてきたんです。「これ、本当にこのままで伝わるんだろうか?」「もっと現場でしか得られない気づきがあるんじゃないか?」
そんな思いが、次第に大きくなっていきました。資料だけでは伝わらないことがある。
実際に教えてみて、生徒さんがどこでつまずき、どこで感動し、どの瞬間に何かをつかんでいくのか。そうした“生きた反応”を見ながら、講座そのものを一緒に育てていくほうが、理にかなっていると感じるようになったのです。
実践の中でこそ、伝えるべき“核”が見えてくる。そう確信したからこそ、今年は“実験的な挑戦”として、このクラスを開くことに決めました。
この機会を逃さないでください

この全5回の講座では、人を癒せるレベルに到達することを目指します。単に手技を覚えるだけでなく、触れ方・感じ方・伝わり方まで、実践を通じてじっくり育てていきます。
ゴールは、「お金をいただけるプロレベル」。自信をもって施術できるだけの技術と感覚を、確実に身につけていただきます。
もちろん、たった5回で指圧一本で食べていけるようになるほど、現実は甘くありません。そこは正直にお伝えしておきたいと思います。
また、すべての不調を治せるようになるわけでもありません。ただし、相手に癒しを与え、「ありがとう」と感謝される。そのレベルには、責任を持って引き上げます。
小さな自信をひとつずつ積み上げ、誰かの役に立てる力に変えていく。そんな土台づくりの場として、この講座を活用してもらえたら嬉しいです。
受講者に合わせてペースも丁寧に調整しますので、初めての方も安心してご参加ください。
原理原則を余さず伝えます

指圧の効果を決定づけるのは、テクニックの多さでも力の強さでもありません。もっと根本にある「原理」と「原則」こそが、技術を支える本質です。この講座では、その“理(ことわり)”を余すことなくお伝えします。
この原理原則は、どの技法にも応用が効きます。違って見える施術法のほとんどは、実は小手先のバリエーションにすぎません。本質を理解することで、どんな療法にも通じる“軸”が、あなたの中に育っていきます。
姿勢の取り方、圧のかけ方、体の使い方――それらすべてが「共通する原理」によって支えられています。だからこそ、この講座は“一生使える力”を養う場になるのです。
今回は、そうした本質の“エッセンス”を、細かく分けず一気に注ぎ込む特別な内容です。たとえるなら、カルピスの原液をお渡しするようなもの。とても濃いけれど、そこにすべてが詰まっています。
もちろん原液はそのままでは濃すぎることもあります。だからこそ受講後、ご自身の中で「どこでどう使うか」「どう薄めて味わうか」を考える時間も含めて、この講座の学びだと思っています。
来年以降は、今回の内容をベースに、段階的に整理された通常講座をスタートさせる予定です。そういう意味でも、今回の講座は“今しか得られない濃度と特別感”をお約束できるものになっています。
少ない人数だからできること

この講座は、各回2~3名限定の超少人数で行います。一人ひとりの姿勢や圧の感覚、迷いやクセにまでしっかり向き合い、真剣に指導できる環境を用意しました。
よくあるセミナーは10人以上の大人数。でも、それでは本当に伝えたいもの――“身体の感覚”は届きません。そもそもこの世界で大切なのは、知識じゃないんです。
指圧において一番大切なのは、体で感じ、体で覚えること。人の体に触れるという行為そのものが“感覚の世界”だからこそ、それを伝えるには少人数じゃなきゃ無理なんです。
「手取り足取り」――この言葉を、ただの比喩で終わらせません。あなたの手が変わる瞬間に、ちゃんと立ち会い、支えること。それが、この講座の在り方です。
■具体的に習得できることの一例
・正しい姿勢と体重移動による無理のない圧のかけ方
・経絡・ツボの位置の理解と触診技術
・全身を通じた「つながり」を意識した施術の流れ
・症状別へのアプローチの考え方
・相手の反応を“聞き取る”ための感覚の磨き方
ツボとは何か?

ツボは、ただ物理的に押せば反応するものではありません。 強く押すと閉じ、筋肉は硬直し、痛みが生まれることもあります。
私はこう考えます。 「ツボとは、感情の粒である」と。 体には心があり、感情があります。
相手に共感し、寄り添い、伝えようとする“気持ち”があってこそ、ツボは心を開きます。 ただの「押し」ではなく、「想い」と「眼差し」をもって触れること。 それがツボとの“対話”なのです。
もちろん、この感覚は最初から簡単に得られるものではありません。 しかし、練習を重ねることで誰もが感じ取れるようになります。 この“対話”を可能にする感覚と技術を、しっかりお伝えします。
過去に、ある患者さんが「先生の手は、不思議と安心する」と言ってくれました。 これは技術の差ではなく、“触れ方”の差です。 この講座では、その“触れ方”の根本を掘り下げていきます。
この機会を逃さないで!

通常、これほどの少人数講座であれば、1時間あたり1万円以上が一般的です。それが5時間でこの価格――これは、もう二度とない特別な機会です。
来年、正式に開校する際には、当然ながら適正な価格に設定する予定です。だからこそ、今回の金額を見て「なぜこんなに安いの?」と驚かれる方もいるかもしれません。
その答えは、とてもシンプルです。今回は“試験的なクラス”だからです。これから指圧を学ぶ人にとって、何が本当に大切で、何が本当に必要なのか。それを、現場の反応を通して見つけていきたいと考えています。
だからこそ、まずは「教えてみる」ことを選びました。受講してくださる皆さんと一緒に、よりよい学びの形を育てていけたらと思っています。
例えるならば、これは「試作段階の特別クラス」です。でも、試作とはいえ、内容が“薄い”わけではありません。むしろ、試作だからこそ、遠慮なく全部出すつもりでいます。
これまで積み上げてきた知識も、技術も、感覚も、想いも。すべて注ぎ込みます。
「未完成だから不安」ではなく、「未完成だからこそ、今がいちばん熱い」。そんな一瞬の学びの場に、あなたをご招待できることを心から楽しみにしています。
挑戦者、求む

家族や身近な人を癒したい。そんな想いを持つあなたにこそ、この講座はぴったりです。
ただ技術を学ぶのではなく、東洋医学の深い世界観に触れ、体と心のつながりを感じる時間になるはずです。
AIがどれだけ発展しても、人が人に触れるという行為は、決して代替されることはありません。だからこそ、これからの時代にこそ“手の力”が求められます。
この講座で得られるのは、知識ではなく「使える技術」。そして、それは人生の選択肢を確実に広げてくれます。
内容は濃いですが、決して厳しくはありません。一人ひとりに寄り添いながら、丁寧にお伝えします。
将来的には副業としての可能性も十分にあります。そのきっかけを、ここでつかんでください。
あとは、あなたが一歩踏み出すだけです。あなたの挑戦を、心から待っています。
■ご協力のお願い
・【① 写真・ビデオ撮影のご協力】
ホームページや来年以降の講座資料として使用します。個人での復習用閲覧は自由ですが、SNSや第三者への公開はご遠慮ください。
・【② 授業後のアンケートのお願い】
個人情報の開示はありません。感想は来年以降のホームページに匿名掲載予定です。可能であれば動画でのご協力、顔出しもお願いしたいですが、どうしても難しい場合は顔なしで構いません。